【経験者と一緒にキャンプ練習その❶】BUNDOK・ソロティピー1TCの初張り!

お気づきでしょうか・・・。
そうです、私シモヤマは慎重なタイプです!笑

山には魅惑の大自然がありますが、同時に危険もたくさん潜んでいます。そこにいきなり一人で、しかも完ソロ(キャンプ場に自分しかいない完全なソロキャンプ)なんて、無謀なマネはできません!
完全なる素人の私は、ソロキャンプに挑戦する前に予行練習がしたいと思いました。そこで、経験者をまじえて、比較的賑やかなキャンプ場に出かけることにしました。

この予行練習、本当に誤算の連続だったのです・・・。

「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」、キミに決めた!

まずはキャンプ場を探すことからはじめます。YouTubeチャンネル『ヒロシちゃんねる』のヒロシさんは、山梨県にある「道志の森キャンプ場」をよく利用するようです。このキャンプ場も調べてみたのですが、ここは本当に素晴らしい! キャンプ場の中央を道志川の支流三ヶ頼川が約2kmに渡って流れ、川のせせらぎを聴きながらキャンプすることができます。

これはぜひ行ってみたい! しかし、です。ここは素晴らしすぎるのです。つまり、人気がありすぎてとても混んでいるのです。しかも、キャンプサイトは先着順で取るとのこと。ベテランのキャンパーならよいサイトが確保できなくても「他のキャンプ場にいくか」となりますが、私は初心者だけに臨機応変力は皆無です。最初のキャンプとしては、ちょっと難易度が高いかなと思いました。

ちなみにこの時点で考えていた理想のキャンプ場はこうです。

わがまますぎる理想のキャンプ場
  • 予約ができること
  • あまり混雑していないこと
  • でも適度に他のキャンパーさんもいること
  • 真夏なので涼しい高地にあること
  • 景色がきれいなところがいい

いかがでしょう。若干殴りたくなる案件ですね。こんな都合よすぎるキャンプ場はないものか。そこで私の頭に浮かんだのは、20年前に神奈川県からいきなり長野県に移住してしまった、友人のセキくんのことです。今でこそ田舎暮らしを希望して移住する人は多いですが、彼は流行りとは関係なく自然とともに生きることを選んだ人。久しぶりに彼に連絡を取り、教えてもらったのが彼の家の近所にあるキャンプ場「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」だったのです。

真夏でも涼しい標高1300mのキャンプ場

長野県小県郡長和町にある「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」は、2021年4月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場。標高1300mの高地にあり、その名の通り白樺の木に囲まれた、それは美しいキャンプ場です。クルマ乗り入れ可能な白樺の林間区画サイトと、クルマ乗り入れはできませんが満天の星空を仰ぎ見る草原フリーサイトがあります。

出典:姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド

そんな素晴らしいキャンプ場でも、まだオープンから日が浅いとなれば、混雑は避けられるのではないか。しかも友人セキくん宅の近くにあり、仕事が終わり次第合流してくれるとのこと。わがままリストのすべてをクリアしており、経験者の友人が来てくれる。ソロキャンプへのリハーサルとしてこれ以上のキャンプ場はないということで、即予約完了したのでした。

やってきました初キャンプ!

私の家からクルマで約215km、高速道路を利用して3時間ちょっと。愛車パジェロミニにキャンプ道具を積み込み、ドキドキしながらの行程は、Googleマップの予想よりも時間がかかって現地に到着。
8月上旬ということで家を出るときは朝でも暑かったこの日。諏訪南ICを出て、雄大な山々に囲まれた長野路をぐんぐん進んでいきます。そのスケールの大きな大自然の景色に圧倒されながら、クルマの窓から流れ込んでくる空気は、だんだんと冷たくなっていきました。

迷うことなくキャンプ場には着いたのですが、スーパーでの買い出しをしていなかった私。最寄りのスーパーを検索して、一度キャンプ場を通り過ぎますが、この最寄りのスーパーが遠かった! なんと買い物時間を入れて往復2時間ほどかかってしまいました。ここらへんは、20分もクルマを走らせればスーパーが見つかる神奈川県の感覚でしたね。反省です。なんと再びキャンプ場に着いたのは、もう15時前でした。かなり時間を無駄にしてしまった感じです・・・

初心者の私にも丁寧に説明してくださった受け付けを済ませ、いよいよ予約した林間区画サイトへ。ソロキャンプ用のサイトを予約したのですが、これはちょっと想像と違っていました。現地に着いてみると、周りの区画サイトはほとんどがグループサイト。私が予約したソロキャンプ用サイトは、ただ面積が小さいだけで、グループサイトに囲まれた、かなり賑やかなサイトの一画だったのです。

私の想像では、ソロキャンプ用サイトは林間区画サイトの中で、他のサイトとは距離をとった静かな場所。これは誤算でしたが、よくよくキャンプ場のマップを見れば、これは事前に気づくべきことでしたね。これも初心者ならではの失敗。どうやらフリーサイトを予約して、他のキャンパーさんと離れた場所に陣取るのが正解だったようです。

白樺の木々に囲まれた林間サイト。森の奥には小川が流れていました。

でも、この白樺に囲まれた林間区画サイトはとても気持ちがよく、自分の予約ミスで少々落ち込んだ気分など吹き飛んでしまいました。また、このキャンプ場は高地にあるのでとても涼しく、Tシャツ1枚では肌寒く感じたので長袖のネルシャツを羽織りました。真夏なのにこんなに涼しいなんて、はっきり言って最高です!

初テントを張ろう!

バンドックのソロティピー1TC。はじめての設営でしたが、とても疲れました。

さて、はじめてのテントとして選んだのは「バンドック・ソロティピー1TC」。ポール1本で自立できる、クラシックなワンポールテントというスタイルです。素材はポリエステルとコットンの混紡素材を採用していて、夏は涼しくて冬は暖かい。そして何より、この素材は焚き火に強いのです。ポリエステル素材のテントは火に弱く、焚き火の火の粉が飛んだだけで小さな穴が空いてしまいます。また、このテントはテントの一部を引き出して、タープのような屋根を作ることもでき、その下で焚き火をやりたい私にとってはベストの選択だと思って購入しました。

早速テントの設営に入ったのですが、何しろこれもはじめての作業。設営の手順は簡単なのですが、まずポリエステルとコットンの混紡素材は、とても重い。グラウンドシートを敷いて四隅をペグで固定。その上にテントを広げてペグを4箇所に打ち込み、テントの中央をポールで持ち上げる。そして中にインナーテントを取り付けて、テントの設営は完了です。これらの作業は意外と重労働であるという発見がありました。テントの設営が終わった頃には全身汗だく状態。体力には自信があったのですが、正直ヘトヘトでした

はじめてのキャンプですが、ここまで小さな誤算の連続です。でもテントの設営が終わり、「ヘリノックス・グラウンドチェア」に腰掛けて眺める白樺の木々。これだけでもう、重労働のご褒美をもらった気分でした。さあ、一休みしたら、焚き火の準備をしなければ!

ここまで読んでくださってありがとうございます。
このソロキャンプリハーサルの様子は、以下の記事に続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました