『週末のインディアナ』とは?

はじめまして! シモヤマテツヤと申します。

サイトを訪問してくださって、うれしいです。

ここでは『週末のインディアナ』ってなんですか? という疑問にお答えしたいと思っています。

社会人を長年やってきてそこそこベテランになると、明日のことが予想できるようになります。いろいろな準備ができるようになって、より効率的に、失敗なく過ごせるようになってきます。それはもちろん大切なことなんですが、そんな毎日は、後から1日1日をくっきりと思い出すことができるのでしょうか。

私は映画『インディ・ジョーンズ』が大好きです。
追手からの逃走中にあった、インディの父親とインディのやり取り。

「毎日こうなのかね?」

「今日はマシなほうです!」

こんなカッコいい台詞が言える大人でありたい。
そう思ったので、私は今からインディ・ジョーンズをめざすことにしました。

インディ・ジョーンズは映画『クリスタルスカルの王国』のとき、59歳だそうです。
2023年公開予定の最新作では、なんと70歳のインディが描かれるとか。

そうです、まだまだインディ・ジョーンズをめざすには余裕があるのです。だから私は、私のできる範囲の冒険をすることにしました。この『週末のインディアナ』は、週末の小さな冒険のための準備や、その冒険の様子を記録していくサイトです。

私なりの『インディ・ジョーンズ』に、お付き合いいただけたらうれしいです。

まずは自己紹介!

もう一度、はじめまして、神奈川県在住のシモヤマです。
私がキャンプをはじめたのは、忘れもしない2021年8月5日のこと。
20年前に長野に移住した友人の紹介で、「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」へ出かけました。

出典:姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド

ここは長野県のほぼ中央、長野県小県郡長和町大門の標高約1300mの高地にあるオートキャンプ場。白樺の木に囲まれたオート区画サイトは真夏だというのにとても涼しく、ここに真新しいテントを張って、選び抜いた道具を並べ、友人と苦労して火を起こしてのバーベキュー。私は一発でキャンプの魅力にとりつかれてしまいました。

以来、月に1度くらいのペースでキャンプに出かけていますが、もっともっと、キャンプの頻度を増やしたいと思っているところです。

そして、キャンプだけでなく、どんどん新しいことにチャンレンジしていきたいと、ワクワクしています。

シモヤマテツヤはライターです

シモヤマテツヤは、雑誌の記事を書く仕事をしています。
ジャンルは多岐に渡り、グッズ紹介やファッション、グルメやスポーツまで。コピーライターとしても活動しています。

そのため、少しだけ、人よりも多くのモノや人、スポットに触れてきました。その経験を活かし、今度は自分にとって新しい、いろいろなことに挑戦しながら、私と同じような初心者の方にもわかりやすい記事を作っていきたいと思っています。

冒険をはじめる前の生活

毎週のようにグラウンドを走り回る。これも楽しいのですが、新しい趣味がほしいと思っていました。

キャンプをはじめる前の私は、月曜から金曜までの仕事、そして週末の草野球。これが生活のほぼすべてでした。

幸運にも自分に合ったライターという仕事に就くことができ、週末の草野球では気の置けない仲間たちと毎週のようにグラウンドを走り回っています。野球が終わったあとは、居酒屋や焼肉屋に繰り出しての野球談義。その日のお互いのプレーを褒め合ったり、貶し合ったり、とても楽しいお酒を飲んでいます。

それなりに楽しい毎日を過ごしていると思います。でも、何か新しいことをはじめたいという思いは、少し前からずっと持っていたのです。このままこの毎日を繰り返してもいいのですが、やっぱり人生には刺激が必要ではないかと

そう思いながら過ごしていたある日、私はあるYouTube動画と出会うことになるのです。

キャンプとの出会い

衝撃だったのはYouTubeチャンネルヒロシちゃんねるとの出会いです。

お笑い芸人のヒロシさんが出会った「キャンプ」という趣味。これは私も以前からちょっとだけ興味がありました。しかし、このキャンプに「ソロキャンプ」という分野があり、アウトドアで一人の時間を過ごすことができるとは、私は知りませんでした。

そこでは自由気ままに、自分がしたいことをすればいい。テントを張って、目の前で自分だけの焚き火をして薪をいじり、お腹が空いたらその焚き火で食べたいものを焼く。お酒を飲んでもいいし、コーヒーを飲んでもいい。誰とも話さなくていいし、自分との会話として独り言をいってもいい

私はこれまでチームスポーツを趣味としてきました。そこでは言うまでもなく、他人との関係が大切。同じ目的に向かって努力を重ねてきた仲間たちと、その目的を達成したときの爆発的な喜び。それはとても楽しいことでしたが、自然の中で、人ではなく自分と向き合う時間を持つ。これは今までしたことがない経験でした。特に私は居酒屋での一人飲みの経験すらない、自他ともに認める寂しがり屋です。なのに、ソロキャンプという趣味は、なぜか私にとって強烈な誘惑となったのです。

また、私はライターという仕事をしていることから、多くのヒット商品や新製品と出会える「モノ好き」でもあります。キャンプ道具というものは、少し調べてみると、その機能性やデザイン性、ストーリー性にいたるまで、とても魅力的だということにも気づき、そんな道具たちを自分で実際に使ってみたいという思いが強くなっていきました。

『ヒロシちゃんねる』では、ヒロシさんが厳選したキャンプ道具を実際に使っている様子を見ることができ、毎日寝る前の視聴が習慣となっていきました。そんなリラックスタイムを持ち、日を重ねるごとにますますソロキャンプへの憧れは強くなっていったのです。

災害への備えとしてのキャンプ

キャンプをはじめたいと思った、もうひとつの大きな要素。それは2011年3月11日に起きた東日本大震災、そして2019年9月5日に発生した令和元年房総半島台風です。

私は幼少期を東北で過ごし、また親しい友人が千葉県に住んでいることから、この2つの大災害は非常に大きなショックを受けるできごとでした。日本は地震や台風など、多くの災害の可能性を抱える災害大国。平和な日々のうちに、それらの備えをしておくことは絶対に必要であると考えるようになりました。

災害に見舞われて避難が必要になったとき、キャンプ道具はそのまま避難生活に必要な装備となります。キャンプ道具をまとめたザックを持ち、備えておいた非常食を持ち出すだけで、相当有効な備えになります。さらにキャンプスキルが備わっていれば、自分や大切な人、そしてもしかしたら大勢の人たちの助けになる場面があるかもしれません。

私としては「新しい趣味を持ちたい」と「災害への備えをしたい」という2つの思いを、両方とも叶えてくれるのがキャンプでした。もうキャンプを始めるしかない。そう考えるようになりましたが、実際にはそう簡単なことではなかったのです。

キャンプなんて絶対にムリ!

『ヒロシちゃんねる』の動画を見ながら、うとうとと眠りにつく日々。あるとき、眠気を吹き飛ばすような衝撃映像が目に飛び込んできました。

ヒロシさんが焚き火を前に、薪をいじったり料理をしたり。そんな映像の中に、チョロチョロと映り込む小さな影。そう、虫です!

ヒロシさんの靴や足を這い回る小さな虫たち。ヒロシさんは、まったく意に介していないようです。しかし重度の虫嫌いである私には「ムリムリムリ!」と叫びたくなるようなグロ動画です。そう、キャンプと虫というのは、考えるまでもなく切り離せないもの。「自然の中で過ごしたい」の中の「自然」には、当たり前のように「虫」が含まれているのです。

これは困った! 私は「キャンプ 虫 嫌い」などのワードでネット検索しまくり、いろんな虫嫌いのキャンパーさんのブログを読みまくりました。そこにはさまざまな対策が紹介されていたのですが、いつも最終的な結論は「虫を完全に排除することは不可能。むしろ自然にとっては私たちの方が排除対象」というものでした。

まさに、ぐうの音も出ないとはこのこと。真冬のキャンプでさえ、虫がまったくいないことはないそうです。ましてや夏のキャンプなんて、いろんな虫除け方法があるものの、山の虫は根性が違うとのこと。虫たちは万難を排して、私たちに抱きついてくれるそうです・・・。

そんな大問題に直面した私。キャンプへの憧れと、虫たちへの恐怖。どちらかと言えば、虫が怖いという気持ちの方が優勢でした。ここで思い出したのは、敬愛するインディ博士。彼はヘビが大の苦手です。しかし、彼の冒険への欲求は、ヘビへの恐怖では抑えられないものでした。映画では何度もヘビの恐怖と戦う彼の姿がコミカルに描かれています。そうだ、恐怖に立ち向かうことこそ、冒険なのではないか(大袈裟)。私は特に何の解決策もなく、ただ問題を先送りしただけのような気もしますが、「とにかくキャンプはやる!」と決めてしまったのでした。

決心するためにしたこと

もう一つ、キャンプをはじめるにあたって壁が存在しました。そう、お金です。キャンプの道具を揃えるにはお金がかかるのです

私はライターを生業としていますが、会社に所属していないフリーランス。いつ仕事がなくなるかもしれない、不安定な立場です。新しい趣味をはじめるとは言え、貯金を切り崩しての準備は躊躇してしまいます。そこで私は、大切にしてきたある宝物を手放し、それで得たお金でキャンプをはじめることにしました。それはカメラ。清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した、ライカM10でした。

そもそも私は、このカメラを持ち出してのスナップ写真を新しい趣味とするつもりでした。状態のいい中古の本体とレンズを80万円ほどで購入したのが2019年11月。そう、この新しい趣味は、何を隠そう2020年に端を発する「コロナ禍」によって頓挫してしまったのです。

外に撮影に出れば、そこにはマスクをした人々。表情をうかがい知ることはできませんし、そもそも皆さん沈んだ顔で街を歩いています。そこには私が撮影したい景色はありませんでした。それどころか、街を歩くことすらはばかられるご時世でした。買ったばかりのライカは、高価なオブジェとなってしまったのです。

そういった事情もあり、私はライカM10とレンズを約70万円ほどで売却。キャンプ道具と、キャンプの様子を動画で撮影するためのカメラを購入する資金としました。大切にしていた宝物を手放し、キャンプをはじめるための資金を作る。これにより、後には引けない状況を作り出したのです。これが、私がキャンプをはじめる決意の大きさなのです。

さあ、冒険にでかけよう!

これはゲームのチュートリアルが終わったときのセリフではありません。
私は「冒険」を「今までに経験がないことへのチャレンジ」と定義づけています。本来の意味より、相当マイルドに捉えていますが、自分にとってそれが冒険であればいいと思っています。

まずはキャンプが私の冒険。今までグループキャンプすらしたことはなく、大勢でのバーベキューが私のアウトドアレジャー経験のMAX。テントに宿泊したことはなく、自分で火を起こしたこともありません。料理だって、家ではほとんどやりません。そんな私にとって、キャンプ場で一人でキャンプすることは、かなりハードルが高いことなのです。

私がやりたいキャンプは、ちょっとワイルドなキャンプ。ヒロシさん風に言えば「無骨なキャンプ」です。「ブッシュクラフト」と呼ぶには、そこまでハードではないかもしれません。なるべくアナログにやっていきたい。なるべく電気には頼らずやっていきたい。なんとなく考えているのはそんなキャンプです。

そして、私なりに研究してキャンプ道具もとりあえず一通り揃えました。ここはモノ好きのこだわりで、自然の中で気持ちよく過ごすため、私自身が本当に気に入ったもの、デザインが好みなものを選びました。使っていくうちに「これは違う」という気持ちになり、チェンジすることもあると思います。また、新しいモノ好きでもあるので、新製品は積極的に試してみたくなるでしょう。最終的に、キャンプに欠かせなくなった相棒だけを残していくのも楽しいですよね。

さあ、どんな場所に出かけましょうか。本当にワクワクしています!

『週末のインディアナ』

このサイトは私の冒険の記録です。
キャンプ好きな方、これからキャンプをはじめる方、なんとなくの毎日に退屈している方に向けて作っていこうと考えています。

ライターという職業で得たスキルを活かして、キャンプ日記やキャンプ場の紹介、そしてキャンプ道具の解説なども公開していく予定です。モノ好きなので、番外編として「EDC」、つまり毎日持ち歩く携帯品(Everyday Carry)も紹介したいですね。

YouTubeチャンネル『週末のインディアナ』

また、キャンプの模様は動画で撮影したいと思っていて、これはYouTubeで公開します。

YouTubeチャンネル『週末のインディアナ』です。

実はこの動画撮影も動画編集もはじめての経験です。そして、それらを基本的にすべて一人でできるようになることも目標です。一人でできるようになったら専門家に協力を仰ぐかもしれませんが、とりあえずは私一人による手作りです。まるで自分もキャンプに訪れているような、リアルな動画を作りたいですね

このサイトとYouTubeチャンネルを作っていくことも、私の冒険です。
ぜひ、お付き合いいただけたらうれしいです。

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